インプラント治療は高額になることも多いため「一生使えるのでは」と期待される方も少なくありません。しかし現時点では、必ず一生持つとはいい切れません。実際に、スウェーデンで現在のインプラント治療の原型となるブローネマルクシステムが初めて行われた患者さんの例では、4本埋入したうち1本は43年間機能したと報告されています。一方で、残りの3本は途中で入れ替えが行われています。このように、長く機能する可能性は十分にあるものの、すべてのインプラントが一生使えるとは限らないのです。
人生100年時代において、50歳で入れたインプラントが100歳まで何の問題もなく使えるかというと、難しいケースもあるでしょう。それでも、現在のインプラント治療は材料や技術の進歩により、ほかの欠損補綴治療と比べても予知性が高く、信頼性のある治療法の一つとされています。
また、インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期検診とご自宅でのケアが欠かせません。けやき通り歯科・矯正歯科では、定期的なメインテナンスを受けていただくことを条件に5年保証を設けています。メインテナンスの目安は、多くの場合3ヶ月~6ヶ月ごとです。
なお、インプラント本体は長期間機能することが期待できますが、上部構造と呼ばれる被せ物の部分については、ネジのゆるみや脱離、摩耗などが起こることがあります。必要に応じて交換や再製作が必要になることもあるため、被せ物は消耗品の一つと考えておくとよいでしょう。